高金利通貨のスワップ狙い運用の3つの条件
高金利通貨のスワップ狙い運用の3つの条件は、下記です。
- もっとも高いスワップ金利の投資方法を選ぶ
- できるだけ長く運用できる投資金額を考える
- できるだけ有利なタイミングで投資する
もっとも高いスワップ金利の投資方法を選ぶ
| 金利 | 手数料 | 投資金額 | 投資金額(円換算) | 投資期間 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 外貨預金 | 3.29% (2年物の場合) |
45銭 | 900ドル以上 | 75600円~ | 1か月~2年、期間によって金利に変化。 中途解約の場合、別途手数料が発生 |
| 外貨MMF | 3.723% | 70銭 | 10ドル以上 | 840円~ | いつでも解約可能 |
| FX | 4.3% | 2銭~ | 1万ドル以上 ※但し200倍のレバレッジ |
4200円~ | いつでも決済可能 |
上記は、オーストラリアドルに投資した場合の比較です。見てわかる通り、FX投資が一番有利になります。
レバレッジをかけることができるため、リスクが大きいと敬遠する人も多いかもしれませんが、レバレッジ1倍で投資すれば、外貨預金・外貨MMFと同じリスクになります。
同じリスクにした場合でも圧倒的にFXの方が金利が高く、手数料等のコストが安い!
高金利通貨運用では、FXで投資をするのが第一条件となります。
できるだけ長く運用できる投資金額を考える
高金利通貨のスワップ狙い投資をする場合、多くの投資金額で長く運用すればするほど、スワップ金利が多くもらえます。
ただ、外貨に投資する場合は、為替差損に対する注意が必要で、レバレッジを掛けてスワップを多くもらおうとすると、必然的にリスクは大きくなります。
高金利通貨の場合は、急落リスクが、メジャー通貨よりも高くなるため、特にここが大事で、一番損失が大きくなった場合、最大ドローダウンを先に計算しておくことが大事です。
最大ドローダウンとは、通貨がどこまで下げるか想定しておくことです。
たとえばオーストラリアドルの場合、リーマンショック時に54円台まで下げたことがあります。リーマンショックのような事態は100年に一度あるかないかということで、このレートでも耐えられるレバレッジで運用していれば、まず大丈夫ということになります。
今のレートが84円あたりなので、84-54=30円の下げということになり、1万通貨の運用だと30万円の損ということになりますが、10年間運用すると考えた場合、一番利息の高いフォレックストレードは、1日99円の金利がもらえるので、年間99X365=36135円の金利が得られることになり、ざっくり10年の運用だと、利息だけで30万円を超える計算になります。
オーストラリアは利上げ傾向にあり、円安に向かう可能性も高い通貨です、また、複利に近い運用をすれば、利息も当然、膨らみます。
最大ドローダウンを計算して、できるだけ長く運用できるレバレッジを考える!これが安定したスワップ金利狙いをする条件の一つとなります。
できるだけ有利なタイミングで投資する
最後が投資のタイミングです。人間の心理的には、円安に向いて、通貨が上がっている時に投資をしがちですが、長期のスワップ狙いという考え方では、円高でレートが下がっている時に買うのが最も有利となります。
株の必勝法の一つに割安株を狙うというものがありますが、高金利通貨投資も同様で、レートが必要以上に下がっている時こそが投資の有利なタイミングとなります。
具体的には、リーマンショックのような大きな混乱で、為替レートが大きく円高になった時です。
こういうケースでは、特に高金利通貨は大きな下落となり、どんどんレートが下がることとなります。
下落している通貨に買いを入れるというのは、なかなか難しいことですが、こういう時こそ、買いのチャンス。底値に近いレート見計らって、分散して投資をしていきましょう。
底値の判断としては、ボリンジャーバンド、RSIなどのオシレーター系のテクニカルツールを使って行います。
ボリンジャーバンドなら、-2.0から-1.0に反発しようというタイミング、RSIも-75以下の売られすぎのラインから、上昇に転じたあたりがポイントとなります。
いいタイミングで買うことができると、レートの上昇による為替差益もゲットできます。スワップ金利よりもこちらの収益の方が多くなります。1年分のスワップ金利を短期間で稼ぐことも可能、そういう場合は、早めに利益の確定をしておきましょう。